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理学療法士が解説!パラスポーツの魅力と競技紹介

こんにちは、みなさん。さこ氏です。

近年、パラスポーツの注目度が高まっています。テレビやネットで見かける機会は増えましたが、実際の現場での空気感や選手たちの想いは、体験しなければわからないことが多いです。

今回は、理学療法士としてパラスポーツに関わっている私が、魅力と具体的な競技の特徴をご紹介します。

目次

パラスポーツは「リハビリ+スポーツ+社会参加」の融合

パラスポーツは、障がいの有無に関わらず多くの人に楽しみや挑戦の場を提供します。
身体機能の向上、心理的な充実感、そして社会的つながりを生み出す力があります。
理学療法士の視点から見ると、運動療法と社会参加支援の両面で非常に価値のある活動です。

日本パラスポーツ協会 ロゴ
パラスポーツ全体の情報は 公益財団法人 日本パラスポーツ協会 をチェック
さこ氏

ここからはパラスポーツ全体の情報がチェックできます。大会情報や各競技の詳細がまとまっているので、観戦や参加の第一歩にぴったりです。

パラスポーツが持つ3つの価値

身体的効果:筋力・持久力・柔軟性の向上、姿勢やバランス機能の改善

心理的効果:自信や達成感、仲間との交流による自己効力感の向上

社会的効果:地域とのつながり、自己表現の場、競技を通じた新たな挑戦

さこ氏

障がいをもった方にとって、パラスポーツはその後の人生において大きな意味をもちます。

関わってきた3つの競技

車いすバスケットボール

スピード感あふれる攻防と、緻密な戦術が魅力の競技です。上肢の筋力や持久力だけでなく、瞬発的な車いす操作技術が求められます。
練習を重ねる中で、選手の体幹安定性や肩関節の可動域が大きく改善していくのを見てきました。

詳しくは日本車いすバスケットボール連盟の公式サイトをご覧ください。

さこ氏

試合終盤の逆転劇は、観客も選手も一体となる瞬間。初観戦でも鳥肌ものです。

ボッチャ

重度障がい者でも戦略的に楽しめる競技で、知的な駆け引きが魅力です。微細な手の動きやアシスト器具を使った精密な投球が求められます。
選手は試合を通して集中力や姿勢保持能力も鍛えられます。

日本ボッチャ協会の公式サイトで競技ルールや大会情報が見られます。

さこ氏

投球のたびに会場が息を飲む静けさになり、成功した瞬間の歓声は格別です。また誰でもできる簡単さの中に、戦略性もあるスポーツです。

フライングディスク

軽度〜中度の障がい者も参加しやすく、肩関節の可動域拡大や投動作の練習に適しています。
的に向かって投げる「アキュラシー」や距離を競う「ディスタンス」など、シンプルながら奥深い種目です。

さこ氏

初めての参加者が一投ごとにフォームを改善していく姿は、見ていて嬉しくなります。風を読む、自然と一体になれるスポーツです。

日本障害者フライングディスク連盟で競技内容やイベント情報が確認できます。

パラスポーツを知り、関わるきっかけを作ろう

パラスポーツはリハビリの延長にとどまらず、人生を豊かにする場でもあります。
理学療法士としては、選手が安全かつ効果的に競技を続けられるようサポートすることが大きなやりがいです。

さこ氏

さこ氏はパラスポーツが好きです。当事者の方はもちろんですが、そこに関わる家族の笑顔がみたいし、その笑顔が原動力です。

まとめ

  • パラスポーツは身体的・心理的・社会的な効果を併せ持つ
  • 車いすバスケ・ボッチャ・フライングディスクは、それぞれ異なる魅力と効果がある
  • 公式サイトでルールやイベントをチェックし、まずは観戦や体験から始めよう
さこ氏

興味をもっていただけたら、ぜひそれぞれのサイトをのぞいてみてください。ますはそこから!

▼ 理学療法士の仕事や役割について詳しく知りたい方はこちら ▼
理学療法士の仕事とは?その役割と日常業務を詳しく解説

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この記事を書いた人

理学療法士歴25年。
中枢神経疾患リハビリとパラスポーツ支援に取り組み、専門学校講師もしています。
趣味はバイク・登山・筋トレ。
健康と趣味を楽しむ体づくりを発信中。

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