「山登りが好きだけど、翌日に筋肉痛や関節の痛みが…」
そんな経験はありませんか?
登山は全身を使う運動であり、自然と触れ合える心身ともに充実した趣味です。
しかし、事前・事後のケアを怠ると、膝や腰、ふくらはぎなどに痛みや疲労が残り、慢性の不調につながることも。
本記事では、理学療法士の視点から「登山前後に行うべきストレッチとセルフケア」をご紹介します。
体力や柔軟性が落ちやすい40代以降の方に特におすすめです。
登山前のストレッチ|ケガを防ぐ動的準備運動
✔ 結論:
登山前には「動的ストレッチ」で体を温め、関節と筋肉の準備を整えましょう。
✔ 理由:
登山では坂道や不整地を長時間歩くことで、足腰や背中に大きな負荷がかかります。筋温が低い状態で急な負荷をかけると、肉離れや関節痛の原因に。
おすすめの動的ストレッチメニュー(登山10〜15分前)
- 股関節の回旋運動(左右10回ずつ)
→ 片足立ちで膝を回し、股関節の可動性を高める - ふくらはぎのカーフレイズ(20回)
→ つま先立ちを繰り返し、足首の柔軟性とバランス力アップ - スクワット+軽ジャンプ(10回)
→ 下肢の筋肉を刺激し、登り坂への準備 - 肩甲骨のダイナミックストレッチ
→ 腕を大きく回すことで、呼吸と上半身の安定性を確保
▶ ポイント:
反動をつけたストレッチ(=動的ストレッチ)を登山前に取り入れることで、血流と神経の伝達が高まり、足が軽く感じられるようになります。
登山後のストレッチ&セルフケア|疲労を残さない方法
✔ 結論:
登山後は「静的ストレッチ+筋膜リリース」で、疲労を翌日に持ち越さないことが重要です。
✔ 理由:
登山後の筋肉は「微細な損傷」と「老廃物の蓄積」でガチガチの状態。適切なケアが回復の鍵になります。
ストレッチ&ケアメニュー(下山〜当日夜までに)
- 大腿四頭筋(太もも前)ストレッチ(各30秒)
- ハムストリングス(太もも裏)ストレッチ
- ふくらはぎのアキレス腱ストレッチ
- お尻のストレッチ(仰向けで足組み)
- 足首まわし&アイシング(疲労軽減)
- フォームローラーやマッサージボールで筋膜リリース
翌朝以降にやっておきたいこと
- 温シャワー+冷水交代浴(血流改善)
- 軽いウォーキングやストレッチ(リカバリー促進)
登山のあと、脚や腰の「だるさ」が数日続く…そんな悩みはありませんか?
この記事では、山登りをもっと快適に楽しむためのストレッチと、疲れをケアする便利アイテムも紹介します。
理学療法士の視点から|継続できる登山を目指して
- 登山は“使った分だけ”回復も大切
- 登山前:筋肉の「準備」=ウォームアップ
- 登山後:筋肉の「回復」=クールダウンとケア
痛みを我慢する登山は本末転倒です。
正しいケアができれば、翌日以降も快適な生活が送れ、次の登山が楽しみになります!
まとめ|ストレッチを習慣にして山をもっと楽しもう
- 登山前:動的ストレッチで関節・筋肉の準備
- 登山後:静的ストレッチとケアで回復を促進
- 翌日:軽い運動で循環を良くし、疲れを残さない
「安全に、健康に、登山を楽しみ続けたい」
そう願う方にとって、ストレッチとセルフケアは最もコスパの高い習慣です。
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