こんにちは、みなさん。さこ氏です。
今回の登山では無事に山頂まで登頂できたのですが、実は大きな反省点もありました。
普段は「起床から1時間後」に朝食をとるのが習慣なのですが、この日は登山に合わせてリズムを崩し、起床してすぐに食事をした結果、登山開始直後に体調を崩してしまったのです。
この経験から、どんなときでも普段の生活リズムを急に変えないことの大切さを学びました。
そこで今回は、僕自身の体験をもとに登山前日の準備と当日の過ごし方について解説します。
登山を楽しむために大切なこと
登山を安全に楽しむためには、前日の準備と当日の過ごし方がとても大切です。特に睡眠・食事・水分補給・糖質補給(カーボローディング)を意識すると疲れにくく、安全に登山できます。
なぜ前日と当日の過ごし方が重要なのか?
- 睡眠不足は集中力低下につながり、ケガや転倒リスクが高まる
- 食事内容で体力の持ちが大きく変わる
- 水分不足は熱中症や足のつりの原因に
- 糖質を前日からしっかり摂ることで長時間の活動に耐えられる
前日の準備(カーボローディング)
僕の前日の食事はこんな感じでした。
- 昼食:パスタ(糖質メイン)
- 間食:団子(手軽に糖質補給)
- 夕食:うどん(消化が良く体に優しい)

前日は消化の良い炭水化物を中心にすることで、筋肉や肝臓にグリコーゲンを貯め、当日のスタミナ切れを防げます。
カーボローディングとは?
カーボローディングとは、炭水化物(カーボ=糖質)を多めに摂って体内にエネルギー源であるグリコーゲンを蓄える方法です。
マラソンや自転車競技ではよく知られていますが、登山のように長時間エネルギーを消費する活動にも有効です。
前日の食事でパスタやうどん、団子などを取り入れることで、登山当日にスタミナ切れを防ぎ、安全に楽しむ準備ができます。
当日の朝の過ごし方
- 朝食:バナナ、団子、ゼリー飲料(消化が良くエネルギー補給ができる)
- 水分補給:起床後に500ml程度を目安に補給
- 準備運動:股関節・ふくらはぎのストレッチを軽めに実施



僕はバナナをクーラーボックスに入れて持参しました。冷えたバナナは食べやすく、夏場でも安心です。



バナナや団子ってすごくシンプルですね。でも登山に向いてそう!



そうなんです。登山では消化の良さ・食べやすさ・エネルギー効率が重要。特別な食材じゃなくても十分対応できますよ。
失敗談から学んだこと
ただ、今回の登山では失敗もありました。
「朝駆け」を予定して前日夜に登山口の駐車場に到着し、車中泊をしたのですが、初めての車中泊でなかなか寝付けず、睡眠はわずか4時間ほど。さらに、起床後すぐに朝食をとって出発したところ、開始10分ほどで気分が悪くなり、吐き気も出てしまいました。結果的に登山を断念しかけたのです。



この経験から痛感したのは、「しっかり睡眠をとること」「朝食から出発までに余裕を持つこと」です。準備不足は体調不良につながり、安全な登山ができなくなります。
登山は「登る」ことだけでなく、安全に下山するまでが登山。そのためには、体調管理を万全に整えることが何より重要です。
登山前後におすすめのアイテム一覧
僕が実際に食べたり使ったりしたものを紹介します。登山前の準備や当日の食事に取り入れると安心ですよ。
よくある質問
- 登山前日は何時間寝ればいいですか?
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7時間以上の睡眠が理想です。睡眠不足は集中力を下げ、ケガや疲労の原因になります。
- 登山当日の朝食はどのようなメニューがおすすめですか?
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消化が良い炭水化物(バナナ・おにぎり・パンなど)+少量のタンパク質(卵やヨーグルト)がおすすめです。
- 登山前日の食事で避けたほうがいいものは?
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脂っこい揚げ物やアルコールは消化に負担をかけるため避けましょう。
まとめ
- 登山は前日と当日の準備で快適さと安全性が大きく変わる
- 前日は炭水化物中心の食事(パスタ・団子・うどん)でカーボローディング
- 当日は消化の良い朝食(バナナ・団子・ゼリー飲料)+十分な水分補給
- 睡眠不足や食事タイミングの乱れは体調不良の原因になる
- 安全に下山するまでが登山。体調管理を万全に整えよう



登山は準備から始まっています。自分の体調と習慣に合わせた工夫をしながら、安全で楽しい山時間を過ごしましょう!