こんにちは、みなさん。さこ氏です。
何度も心が折れそうになった大型教習。
スラローム、一本橋、波状路、クランク──
どれも簡単ではなく、むしろ毎回苦戦の連続でした。
2段階みきわめも完璧ではないもののなんとかクリアできた感じ
手ごたえもないまま…
そして迎えた 卒業検定(卒検)当日。
今日は、アラフィフの僕がどんな状態で挑み、
何が起きて、どうやって合格にたどり着いたのかをすべてお話しします。
Ⓟ 結論
「完璧じゃなくても、減点を抑えれば受かる」
これが大型卒検のリアル。
ミス0を目指す必要はなく、
“大型らしい操作をしているか” を丁寧に積み重ねたら、ちゃんと合格できた。
Ⓡ 理由
卒検は「安全確認・安定性・減点コントロール」の試験。
教習中に苦手だったセクションがあっても、
当日そこだけ“落ち着いてできれば”一発合格は十分可能。
そして最大のポイントはこれ👇
✔ 焦らないこと
✔ 雑に操作しないこと
✔ とにかく安全確認を確実にやること
技術よりメンタル。
Ⓔ体験レポート
朝から緊張MAX
卒検当日の朝。
前日もあまり寝れず…
いつもより落ち着かず、手は少し汗ばんでいる。
「今日、マジで受かるかな…?」
「いけますよ。ここまで来たじゃないですか!」
教官の「頑張ってね」の一言が逆に緊張を高める。
でも後戻りできない。
普通自動二輪の時もそうだったな…
直前の説明 不安倍増
当日のコース発表
卒検コースは1と2があるのだけど、普通自動2輪の時の経験から1コースだけなんだろって高をくくってたら、なんと2コースを言い渡される(泣)
2コース苦手なのとうろ覚えで自信がない…コース間違えても失格ではないのだけど不安倍増
監督官の説明中も落ち着かなかったです
いざ卒検スタート
コースインした瞬間、緊張で視界が狭くなる。
でも、教官の言葉を思い出す。



「とにかく確認だけは丁寧に」
「減点だけ抑えれば合格だよ」
その言葉に救われた。
スラローム:リズムが合わない
苦手中の苦手。
1本目のコーンを抜けた瞬間──
「あ、遅い…」
でも倒さずに通過し、
タイムはギリギリ合格ライン。
一本橋:フラついたが落ちない
最も得意だったはずの一本橋。
大型に乗り換えてから安定しなくなった。
緊張しすぎて顔がピクピク 自律神経が乱れているのがよくわかる。
侵入速度が速めだったから最後粘って粘ってふらついたため、途中で足を出しかける。
でも 落ちなければ減点で済む。ここもなんとかクリア。
クランク:最大の鬼門
実はここが一番怖かった。
低速がふらつく。ハンドルが切れにくい。
大型の重さがのしかかる。
「頼む…行ってくれ…」
慎重に、丁寧に、焦らず。ニーグリップしっかりして上半身の力をぬく
パイロンもかすめず、無事突破。
波状路:回転数が下がりかける
これもやらかしポイント。
1段目は問題なし。2段目でバイクが“ガクッ”。
(あ、エンストはダメ…!)
一気に回しすぎると跳ねるので、絶妙にアクセルを繋いで脱出。
ギリギリ成功。
コース後半:ようやく呼吸が戻る
最後の右折・発進・停止の流れは、教習で何度もやった「ルーティン」。
ここで落ち着きを取り戻し、安全確認を丁寧に重ねる。
ウインカー
→ ミラー
→ 振り向き確認
→ 車線変更
すべて丁寧に。
検定終了──結果は…
すべて終わってエンジンを切る、教官のところへ移動。
表情は読めない。
心臓がバクバクしていて、「落ちたかも」という感覚ばかり。
検定後は教官からの総評があるのですが、
1本橋が粘りすぎて後輪が脱輪しそうでした。くらいであとは安全確認もばっちりとのこと。
ん?ひょっとして大丈夫かも??
結果は後ほど掲示板に張り出されるのでそれまで待機。
待ってる時間も???大丈夫かもという自信と不安が入り混じった最悪な時間
合格
あーよかった。
掲示板の自分の番号発見。
それから、車高の卒業式。
卒業証明をもらって、免許センターに交付に行けば、晴れて大型二輪免許取得です。
Ⓟ最後のまとめ
卒検前の見極めで担当教官に言われた言葉



あの大きな車体で早く走れるバイクを、あえてゆっくり走らせてコントロールできるって凄くないですか。
速く走れるバイクをゆっくり走らすことができる技術、それが必要なんだよね
アラフィフでも遅くない。むしろ年齢を重ねた今だから、丁寧に、安全に走れる部分が強みになる。
そして──
大型バイクに乗れた瞬間、世界が変わる。
挑戦してよかった。
心からそう思った。
僕も愛用しているB+COM SB6XR。操作のしやすさ、接続の安定性、そして風切り音の少なさが本当に快適です。 2025年12月で生産終了が決定しており、今の在庫が無くなると入手が難しくなります。 ヘルメットを買い替えてもベースパーツを移植して使えるため、長く愛用できるモデルです。








